Archive for the ‘会員レポート’

2010年沖縄研修

8月15日から22日の8日間、沖縄空手道本部研修会館(沖縄県北谷町)で稽古をさせていただきました。

稽古は毎日夕方7時から10時までの3時間、新垣 隆(沖空会副会長)先生の下、補助運動、三戦から 三十六までの型(形)、器具による鍛錬、組手など、基本から応用まで、子細にわたり熱心に指導をしていただき、沖縄空手の奥の深さに触れることができた、大変貴重な時間であったと思います。16日には、北谷道場にも見学させていただき、道場生のみなさんの熱のこもった稽古も拝見することができました。

17日、19日はイタリアから来沖されている、Sabrina Mazza さん、Lorella Neri さんと、同研修会館で、琉球古武道の稽古にも参加させていただき、新垣隆先生指導の下、棒を中心に稽古を行いました。海外における古武道、空手道の人気の高さを知る、良い機会となりました。
8日間という短い期間でしたが、学んだ事は非常に多く、東京に帰って、教えていただいた事を日々研鑽していこうと思います。

旧盆近くの大変お忙しい時期に、毎日指導をして下さった新垣 隆先生に感謝をし、このレポートを終えたいと思います。

左:新垣隆先生 右:桑名信輔

左:新垣隆先生 右:桑名信輔

沖縄空手道協会東京深川道場
指導員 桑名信輔

2009沖縄伝統空手道世界大会レポート

8月14日(金)~16日(日)の3日間、沖縄県立武道館(沖縄県那覇市奥武山町)で「2009沖縄伝統空手道世界大会」が開催されました。

東京深川道場からは、新垣昭善先生以下、桑名信介2段、中川一馬2段、古村賢司2級、伊藤麻衣子3級、関根秀人4級の6名が参加し、「交流演武大会」「競技会」「流派・会派セミナー」に出場しました。このメンバーのほか、中川2段の甥っ子である伊東生成くんも一緒に見学しました。また、新垣先生は大会期間中に琉球古武道保存振興会の沖縄総本部にて、4段の昇段審査を受けました。

8月12日(水) 琉球古武道総本部

新垣先生、桑名のほか、当日来沖した古村、関根を加えた4名で琉球古武道保存振興会の練習に参加しました(伊藤は見学)。保存振興会は金曜日の交流演武大会に出場するため、午後7時半ごろに総本部近くの中学校へ移動し、演武予定の型「前里の鉄甲」「佐久川の棍(小)」を中心に練習しました。練習後には、赤嶺浩会長、又吉郁弥4段、新垣隆先生を交えて懇親会が行われました。


8月13日(木)

午前中は新垣先生、桑名、伊藤、関根の4名で北谷にある沖空会研修会館へ行き、空手と古武道を練習。午後は沖縄県立武道館で大会のエントリーを済ませました。夜は前日と同じ中学校で再び古武道の練習。演武大会前日であるため、入退場を含めた予行練習を行いました。演武のメンバーにはインド人、南アフリカ人など世界各国から多彩な顔触れが集まりました。


8月14日(金) 開会式・交流演武大会

午前12時過ぎにメンバー全員が県立武道館前に集合。館内の控室に入って、空手道着に着替えました。そして緊張の中、午後2時過ぎに演武プログラムがスタート。演武参加者でごった返す中、会場までの廊下を少しずつ前進しながら出番を待ちました。最初の出番は新垣先生、桑名、古村、関根が参加する琉球古武道保存振興会の演武。順番が来ると会場入り口から振興会の各メンバーが駆け足で所定の立ち位置に並びました。赤嶺会長の号令に従って、練習通り、「前里の鉄甲」「佐久川の棍(小)」を披露。統率のとれた演武が終わった時、会場からは大きな拍手が起きました。メンバーは入場と同じく駆け足で会場出口から退出しました。 (さらに…)