Archive for the ‘TOPICS’

2024年 初稽古

1月7日日曜日、2024年の初稽古が小松橋区民館にて行われました。今年も皆であつまり、こうして初稽古を迎えられたことを大変嬉しく思います。

昨年を振り返ると、道場を長きにわたって支えてくださった沖縄空手道協会相談役 範士十段の与那嶺幸助先生が旅立ち、悔しさと信じられない思いでいっぱいでした。しかしながら、このような中でも、稽古に邁進し続けることができたのは、変わらずに鍛錬に励む道場生、また、支えてくださる多くの皆さんのお力添えがあってこそだと実感しています。

 

2024年は「甲辰(きのえたつ)」。木が真っ直ぐに伸びていく様と、龍が天高く昇る様から、これまでの努力が実って夢が叶いやすくなる年と言われています。活気と勢いに満ち溢れた昇り龍のように、新しいことにどんどんチャレンジする一年となることを願い、新年の挨拶にかえさせて頂きます。引き続き、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

最後に、年始に起きましたこの度の震災に対し、心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と被災地の一日も早い復興をお祈りしております。

 

道場主 新垣昭善

 

2023年 稽古納め

12月24日(日)、深川道場では稽古納めとなりました。一足早く22日にはクリスマスプレゼントが手渡れ、一年間の頑張りを称え合いました。深川道場では、今年、新しい道場生もたくさん入門し、初めての昇級審査や試合に挑み、これまでにない経験を積むことができたメンバーが大勢いました。

「稽古」の名の通り、過去の自分から学びその教訓を今に活かす。それらを反復して身につけ、大きく成長し続ける姿を目の当たりにし、たくましさや嬉しさを感じた一年、まさに飛躍の「癸卯」らしい2023年を味わえたと、実感しています。

2024年がさらに充実した一年となるよう、心新たに新年を迎えたいと思います。本年も大変お世話になり、ありがとうございました。 来年もよろしくお願い致します。

道場主 新垣昭善

(訃報)沖縄空手道協会相談役 範士十段 与那嶺 幸助先生の逝去について

沖縄空手道協会相談役、琉球古武道賢亮流協会会長であり、また恩師である与那嶺 幸助先生が2023年9月27日に、永眠いたしました。生前のご厚誼に深謝し、謹んでお知らせ申し上げます。なお、通夜および葬儀は近親者を中心に執り行われ、訃報のご連絡も法要後とさせていただきました。

 

故人氏名:与那嶺 幸助(よなみね こうすけ)
生年月日:1939年11月25日(享年83歳)
出身地:沖縄県南城市佐敷

 

(参考)
与那嶺幸助
1956年に沖縄工業高校にて空手を始める。高校卒業後、米軍嘉手納基地内で電気設備を整備士として働く傍ら、上地流空手道普天間修武館に入門。上地流二代目宗家の上地完英氏の指導を受ける。『師匠のような強さは、どのようにしたら養われるのか?』について着目し、日々、研究と鍛錬を重ね、1985年に「さしき道場」を構える。
道場主として多くの教え子を見守る傍ら、伝統を守り伝えることが何よりも重要という志を掲げ、沖縄空手道協会相談役、琉球古武道賢亮流協会会長としても活動。後進の指導や普及活動にも熱を入れる。これまで米国や欧州、アジア等、世界各地に赴き指導を続け、教え子は1500人以上にも及ぶ。

 

【道場主 新垣昭善】
与那嶺幸助先生はこれまで、上地流空手道、琉球古武道の普及活動に大きく尽力をされてきました。指導方法はもとより、その温かいお人柄と、常に基本に忠実に、また勉強熱心に研究される姿みては何度も、基本に立ち返ることの大切さを学びました。私自身、幸運にも長きにわたり先生のもとで学ぶ機会に恵まれ、その中で得た様々な経験は、私の人生の基盤となっています。先生なくして今日の当道場はありません。教えていただいたことを胸に、今後も琉球古武道、上地流空手道の発展・普及に尽力してく所存です。与那嶺幸助先生の多大な貢献と功績に心から感謝し、ここに謹んでご冥福をお祈りいたします。

11月昇段・昇級審査

2023年11月5日(日)、小松橋出張所にて、昇段・昇級審査が開催されました。

深川道場からは、2名が挑戦。室住さんは初めての審査となりました。審査会は、八王子からお越しいただいた東京堀之内道場の皆さんと合同で行いました。

今回は、八王子道場の審査対象者が多数だったこともあり、深川道場のメンバーも組手や型分解のサポートを積極的に行ってくれました。日頃の稽古とはまた違った雰囲気の中で、長時間にわたる審査会となりましたが全員が無事合格。最後まで集中力を切らさずに頑張りました。合格した皆さんおめでとうございます!

・室住 昇一郎 五級
・工藤 杏奈 一級

第21回 上地流空手道協会東京大会

第21回 上地流空手道協会東京大会が、2023年11月3日(祝・金)荻窪体育館で開催されました。東京深川新垣道場からは、以下15名の選手が出場し、これまで積み上げてきた鍛錬の成果を披露しました。

小学2年
・石東誠 三位
・土井創士郎

小学3年
・荒井響 準優勝
・斎藤巧
・若林律希

小学5年
・工藤杏奈
・荒井奏

中学生
・工藤怜奈
・渋谷透吾

高校生
・遠藤翔瑛

一般男子有段
・韮澤秀人 準優勝
・橋本英樹 三位
・ジュリッチ マルコ

一般女子有段
・工藤奈緒子
・鈴木真弓

 

 

10月 合同稽古

2023年10月15日(日)小松橋出張所にて、東京堀之内道場の皆さんと合同稽古を行いました。堀之内道場、深川新垣道場合わせて約30名程が集まり、稽古に励みました。

間近に迫った大会や審査会を目標に、意識せずに大きな動きができるよう全員の前で演舞を披露したり、普段練習しない相手と組むことで緊張感に慣れ親しむ時間を持ちました。

これまでにも何回か合同練習を行ってきましたが、交流回数が増えるにつれ、個人の技量はもちろん、両道場の力の底上げにつながっていると思います。気合のこもった掛け声が稽古場に広がりとても有意義な時間を過ごすことができました。

合同稽古のご提案いただいた八王子道場の風間先生はじめ、道場生の皆さんに心から感謝いたします。これからもお互い切磋琢磨していきましょう。